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共働き二人暮らし×楽天カード|共通口座でポイントが貯まる家計術

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「楽天カードってよく聞くけど、本当にうちの家計に合うのかな…?」共働きで二人暮らしをしていると、なんとなく勢いでカードを作って、そのまま何となく使い続けているってこと、ありませんか。毎月の引き落とし額だけ見てドキッとして、「結局、二人の生活にいくらかかっているのか分からない…」とモヤモヤするのは、わが家も通ってきた道です。

特に、家賃や光熱費、通信費、サブスク、食費…。二人分になると金額もそこそこ大きくなりますよね。そこにクレジットカード払いや楽天ポイントが絡んでくると、「得しているのか損しているのか」「どこまでが共通のお金で、どこからが自分のお金なのか」が、だんだんあいまいになっていきます。

この記事では、そんな二人暮らしのモヤモヤを少しでも軽くするために、楽天カードの基本と特徴を押さえつつ、「共通口座×楽天カード」で家計をシンプルにする考え方をまとめました。読み終わる頃には、「うちの場合は、ここだけやってみようかな」と思える一歩が、ひとつでも見つかればうれしいです。

Contents
  1. 共働き二人暮らしと楽天カード、相性はいい?
  2. 楽天カードの基本スペックと特徴(2025年版)
  3. 二人暮らし目線で見た楽天カードのメリット
  4. 楽天カードのデメリット・注意点(共働き夫婦編)
  5. 共通口座×楽天カードで「家計用」と「自分のお金」を分ける方法
  6. ケーススタディ:二人暮らしの1か月シミュレーション
  7. 今すぐできる小さな一歩と、中長期で効く一歩
  8. さいごに|楽天カードは「二人のお金の土台」に使える1枚

共働き二人暮らしと楽天カード、相性はいい?

楽天カードはCMや広告でもよく見かけるので、「とりあえず1枚作っておけば安心かな」と思いやすいカードですよね。ただ、共働き二人暮らしの家計にそのまま突っ込むと、かえってお金の流れが分かりづらくなることもあります。

二人ともそれぞれ楽天カードを持って、各自バラバラに使っていると、「合計でいくら請求が来るのか分からない」「誰がどの固定費を払っているのか曖昧」という状態になりがちです。正直、わが家も最初はこのパターンで、毎月27日が近づくたびにヒヤヒヤしていました。

クレジットカードがあると家計がややこしくなる理由

クレジットカードは便利ですが、「今月いくら使ったか」がレシートだけでは分かりにくく、請求日までタイムラグがあるのが悩ましいところです。

  • カード払いと現金払いが混在して何にいくら使ったか追えない
  • 定額サブスクや年払いが多くて、請求額が読みにくい
  • 二人分のカード請求を足した金額が、共通口座の残高を超えそうで不安

こうなると、「楽天カード=家計を整える道具」というより、「なんとなく不安のタネ」になってしまうんですよね。

「共通口座×楽天カード」という考え方

そこでおすすめなのが、楽天カードを「二人の共通口座」とセットで使うイメージです。共通口座から楽天カードの引き落としをするように決めておくことで、

  • 家賃や光熱費など「二人の生活費」がどれくらい出ているか見えやすくなる
  • カード引き落とし用のお金だけを共通口座に移せばいいので、管理がシンプルになる
  • ポイントが二人の生活費に還元されやすくなる

というメリットがあります。

共働き家計の共通口座の考え方そのものが気になる方は、共働き夫婦の共通口座の作り方・運用ガイドもあわせて読むと、全体のイメージが掴みやすくなると思います。

楽天カードの基本スペックと特徴(2025年版)

まずは、共働き二人暮らし目線で押さえておきたい楽天カード(一般カード)の基本情報から整理しておきます。

年会費・ブランド・ポイント還元率

項目内容(楽天カード一般)
年会費永年無料
国際ブランドVisa / Mastercard / JCB / American Express
基本還元率1.0%(原則100円につき1ポイント、税込・一部例外あり)
貯まるポイント楽天ポイント(通常ポイント・期間限定ポイント)
利用明細楽天カードアプリ / 楽天e-NAVIで確認可能

年会費無料で還元率1%というのは、日常使いのカードとしてかなりバランスの良い条件です。「まず1枚持つなら?」と聞かれて楽天カードが挙がるのは、このあたりの使いやすさが理由かなと思います。

楽天市場でポイントが増える仕組み(SPU)

楽天カードが本領発揮するのは、楽天市場での買い物です。楽天市場では、

  • 楽天会員として買い物をする:1倍
  • 楽天カードで決済する:+1倍(カード利用通常ポイント)
  • 楽天カード利用特典(SPU):+1倍

といった形で、合計3倍のポイントがつくイメージになります(条件や上限あり)。

日用品やふるさと納税、家電などを楽天市場でよく買う二人暮らし世帯にとっては、「どうせなら楽天カードで払っておくか」と思えるだけのメリットがある仕組みです。

公共料金・税金など還元率が下がる支払い

一方で、電気・ガス・水道などの公共料金や、一部の税金・保険料などは還元率が0.2%に抑えられているものもあります。

「全部1%還元!」だと思い込んでしまうと、「あれ、思ったほどポイント貯まってない…」とがっかりしやすいので、公共料金や税金については「ポイント目的で集中させる」というより、家計の見える化のためにカード払いにしておくくらいの感覚で捉えておくと気持ちが楽です。

二人暮らし目線で見た楽天カードのメリット

年会費無料で「1枚目」にちょうどいい

共働きで二人暮らしを始めるとき、「二人でどのカードを使うか」という問題が意外と大きいんですよね。そんなとき、年会費無料で持てる楽天カードは、かなり選びやすい1枚です。

年会費がかからないので、「合わなかったらやめる」という選択もしやすく、最初の1枚として試すハードルが低めです。わが家もそうでしたが、最初から完璧なカード構成を目指すより、「とりあえず楽天カードを軸にしてみる」のはアリだと思います。

ポイントが生活費に直結しやすい

楽天ポイントは、楽天市場はもちろん、

  • 楽天ペイ支払い(コンビニ・飲食店など)
  • 楽天ポイントカード加盟店(ドラッグストア・スーパーなど)
  • 楽天トラベル・楽天ブックス・楽天Kobo などのサービス

など、二人暮らしの日常のあちこちで使えます。

「貯まったポイントで、今月の食費の一部を浮かせる」「夫婦の記念日の外食代の足しにする」など、生活の具体的な楽しみと結びつけやすいのが楽天ポイントのいいところです。

楽天経済圏と合わせると家計管理がしやすくなる

楽天銀行・楽天証券・楽天モバイルなど、楽天のサービスと組み合わせて使うと、楽天カードの使い道はさらに広がります。

  • 楽天銀行を引き落とし口座にして、共通口座として運用する
  • 楽天証券でポイント投資をして、「将来のお金」に少しずつ回していく
  • 楽天モバイルや楽天ひかりを使って、通信費を楽天ポイントで一部カバーする

こんなふうに、「二人のお金を楽天経済圏に寄せていく」ことで、家計の流れを一つのアプリ・一つのIDで管理しやすくなるというメリットがあります。

楽天カードのデメリット・注意点(共働き夫婦編)

SPUや還元条件はときどき変わる

楽天カードに限らず、ポイント制度は「一度覚えれば一生同じ」ではありません。SPUの倍率や対象サービス、公共料金の還元率などは過去にも何度か見直しが入っています。

「ずっとこの条件が続く」と思い込んで家計を組み立ててしまうと、改定のたびにストレスになりがちです。あくまで、

  • 楽天市場の買い物はそこそこお得になる
  • 楽天経済圏に寄せるとポイントが貯まりやすい

くらいの感覚で、「細かい倍率はたまに確認する」くらいの距離感で付き合うのがちょうどいいかなと思います。

リボ払い・分割払いの誘惑に負けないコツ

楽天カードの明細ページや郵送物では、リボ払いの案内がけっこう出てきます。毎月の支払いを軽くできるように見えるので、ついポチッとしてしまいそうになるのですが、金利手数料はかなり高めです。

わが家も最初の頃、「1回だけだから」とリボを使ってみて、思った以上に利息がついて反省したことがあります…。それ以来、

  • 自動リボはオフにしておく
  • どうしても分割にしたいときは、ボーナス払いなど回数を自分たちで決める

というルールにしています。

共働きだと、「二人で働いてるし、まあ大丈夫でしょ」と油断しがちですが、リボ払いだけはお互いによく確認してから使うのがおすすめです。

海外旅行保険・付帯サービスは「おまけ」だと割り切る

楽天カードには海外旅行保険が付いていますが、「利用付帯」といって旅行代金などを楽天カードで支払った場合に有効になるタイプです。内容も、ケガや病気の治療費など基本的なものに絞られています。

「海外旅行保険がしっかり欲しい」という場合は、別途保険に入ったり、上位カードを検討したりしたほうが安心です。楽天カードについては、あくまで日常使いと楽天市場でのポイント優待がメインと考えておくと、期待とのギャップが少なくなります。

共通口座×楽天カードで「家計用」と「自分のお金」を分ける方法

共働き二人暮らしのよくあるつまずきパターン

共働き夫婦・カップルの相談でよくあるのが、「お互いの口座やカード明細が分からないまま、なんとなく生活している」というパターンです。

  • 家賃はAさん、光熱費はBさん、食費はその場で出せる方…とバラバラ
  • カードの引き落とし口座もそれぞれ違う
  • 結果として、「二人で生活するのに月いくらかかっているか」が誰も分かっていない

この状態だと、「うちって本当は貯金できてるの?」「自分だけ損してない?」と、モヤモヤしやすくなります。

共通口座引き落としの基本イメージ

そこで活きてくるのが、「共通口座×楽天カード」という組み合わせです。イメージとしては、

  • 二人で共通の口座(例:楽天銀行)をひとつつくる
  • 家賃・光熱費・通信費・ネット・サブスクなど、「二人の生活費」をそこから支払う
  • 楽天カードの引き落としも、その共通口座にまとめる

という形です。

これなら、「共通口座の入出金=二人の生活費」と考えられるので、いちいち細かく家計簿をつけなくても、「二人で毎月いくらくらい使っているのか」がざっくり見えてきます。

わが家パターンを決めるときの3つのステップ

共通口座×楽天カードの形を作るときは、次の3ステップで考えてみると整理しやすいです。

  • ステップ1:「二人の生活費」と「各自の自由なお金」をざっくり分けてみる
  • ステップ2:共通口座から引き落とす項目(家賃・光熱費・通信費など)を書き出す
  • ステップ3:それぞれの給料日後に、共通口座へいくら入金するか決める

たとえば、「生活費と貯金を共通にして、お小遣いは各自の口座から」と決めるのか、「共通口座はあくまで生活費だけで、貯金はそれぞれで管理する」のかでも、楽天カードの使い方が変わってきます。

このあたりは、共働き夫婦の共通口座の作り方で家計の全体像を整理してから読むと、自分たちに合う形をイメージしやすいと思います。

ケーススタディ:二人暮らしの1か月シミュレーション

モデルケースの前提(手取り・家賃・生活費)

ここからは、具体的な数字を入れてイメージを掴んでみます。あくまで一例ですが、

  • 共働き二人暮らし(手取り合計:月40万円)
  • 家賃:8万円
  • 水道光熱費:2万円
  • 通信費(スマホ2台+ネット):1.5万円
  • 食費:6万円(外食・テイクアウト含む)
  • 日用品・サブスクなど:2.5万円

といった前提で考えてみます。

共通口座×楽天カードで払う固定費のイメージ

上の支出のうち、

  • 家賃(口座振替)
  • 水道光熱費(楽天カード払い)
  • 通信費・サブスク(楽天カード払い)
  • スーパーでのまとめ買い・ドラッグストア(日常の買い物を楽天カード払い)

などを共通口座+楽天カードにまとめると、「今月二人でいくら生活費を使ったか」が分かりやすくなります。

1か月でどれくらいポイントが貯まる?

あくまでざっくりですが、次のようなイメージでポイントを考えてみます(実際の還元率・SPU条件は必ず公式情報で確認してください)。

項目月額想定還元率月間ポイントの目安
水道光熱費(カード払い)20,000円0.2〜1.0%(利用先による)40〜200ポイント程度
通信費(スマホ+ネット)15,000円1.0%前後150ポイント程度
食費・日用品(カード払い分)50,000円1.0%500ポイント程度
楽天市場の買い物20,000円3倍前後(条件あり)600ポイント程度
合計(目安)105,000円1,290〜1,450ポイント前後

このくらい貯まると、月に1回くらいの外食代の一部にしたり、日用品のまとめ買いの足しにしたりできるイメージです。年間で見ると、1万ポイント以上になってくるので、「二人暮らしのちょっとした娯楽費」を支えてくれる存在になってくれます。

今すぐできる小さな一歩と、中長期で効く一歩

今日からできる「ゆるい見直し」

いきなり家計の仕組みを全部変えようとすると、かなり疲れます。まずは、次のような「小さな一歩」から始めてみるのがおすすめです。

  • 楽天カードの明細アプリを二人ともスマホに入れて、「見える化」だけ先にやってみる
  • 楽天市場の買い物だけ、楽天カードに統一してみる
  • 今月は「コンビニとカフェでの支払いだけ」楽天カードで払ってみて、金額をチェックする

こうした小さなステップでも、「自分たちのお金がどこに流れているか」が少しずつ分かってきます。

半年〜1年かけて整えていきたいこと

少し慣れてきたら、半年〜1年くらいのスパンで、

  • 共通口座をひとつ作って、生活費の支払いをそこに寄せていく
  • 家賃・光熱費・通信費・サブスクなどの固定費をリストアップして、楽天カード払いにまとめるか検討する
  • 貯まった楽天ポイントの使い道を、「二人の楽しみ」と結びつけておく(旅行・外食・家電など)

といった中長期の見直しも少しずつ進めていけると、二人のお金の流れがかなりスッキリしてきます。

共働き家計の全体像や、二人暮らしの予算の組み方については、同じサイト内の共働き家計の記事とセットで読んでもらえるようにしておくと、「家計の全体→楽天カードの具体的な使い方」という流れで理解してもらいやすくなります。

さいごに|楽天カードは「二人のお金の土台」に使える1枚

楽天カードは、年会費無料で還元率1%、楽天市場との相性も良い、バランスのとれたクレジットカードです。「共働き二人暮らしで、まず1枚カードを持ちたい」というときには、かなり候補に入りやすい存在だと思います。

とはいえ、カードそのものよりも大事なのは、二人のお金の流れをどう作るかの方です。共通口座と組み合わせるのか、各自の口座から決まった額を出し合うのか、どこまでを楽天カードに集約するのか…。このあたりを少しずつ話し合いながら、自分たちなりのちょうどいいバランスを探していけると、お金のモヤモヤはかなり軽くなります。

この記事が、「楽天カード、どう使おうかな?」と考えている二人にとって、何か一つでもヒントになればうれしいです。気になるところがあれば、共働き家計や二人暮らしの固定費の記事も覗いてみて、自分たちの家計に合いそうなアイデアを持ち帰ってもらえたらと思います。